第2回 理学療法士向けWebセミナーを開催しました

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9月28日に第2回 理学療法士向け、動物リハビリテーションWebセミナーを開催いたしました。

今回は第1回に引き続き、小動物のリハビリテーション対象疾患として多い疾患~神経疾患編~をテーマに開催しました。

第1部の疾患の紹介ではKyotoAR動物高度医療センターの獣医師 植村隆司先生にご講義いただき、疾患の紹介のみならず先生が日々取り組んでおられることや、動物リハビリテーションに対する先生のお考えなどを交えてご講義いただきました。
獣医師法において理学療法士は動物のリハビリテーションに参加する職種として明記されておらず、医療行為は獣医師のみにしか認められていません。
そんな中で理学療法士が何を担うことが出来るのか、役割や、獣医師や愛玩動物看護師とのコラボレーションをいかに実現するか、など今後への期待を込めてお話をしていただきました。

第2部はドッグホームリハの理学療法士森雅幸先生に、先生が動物病院で実践しておられる神経疾患に対する理学療法の実際のご紹介をしていただきました。
これから動物の理学療法に取り組みたいと思う理学療法士の方にとっては人と動物の間で同じことや違いなど、とても興味深いご講義であったと思います。

今回は愛玩動物看護師の方もご参加頂きました。
講演終了後の質疑応答では、日々のリハビリテーションのご経験からご質問を多く頂き大変充実した時間となりました。
19時開始で22時を少しオーバーしての終了となり、参加者の皆様には遅い時間までご参加いただき、本当にありがとうございました。

第3回の開催に向けて準備を進めていきたいと思います。

少人数でも、対面で実技を交えたセミナーも検討しています。

是非今後も多くの方にご参加をお待ちしています。

動物のリハビリテーションに参加する理学療法士が少しでも増えますように!

※写真の掲載は許可を得ています

尚、植村先生のKyotoAR動物高度医療センターでは、リハビリテーションのセミナーを開催予定で獣医師・愛玩動物看護師・理学療法士・作業療法士の参加が可能です。11月24日のセミナーはまだ受付可能とのことでした。
実習を含めた内容であることでしたので、ご興味のある方は是非ご参加ください。お電話でお申し込みが可能です。

KyotoAR動物高度医療センター ホームページ

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この記事を書いた人

私は人医療・福祉・介護の領域で20年間理学療法士として仕事をしていました。愛犬の死をきっかけに動物たちが動物らしく一生をまっとうするということはどういうことか?と疑問を持ったことをきっかけに獣医療に興味を持ち、学びを始め、獣医療に参加するようになりました。獣医療に従事して12年経ち、さらに学びつつこれまでの経験を多くの動物たちに役立てたいと思っています