
6月29日にKURASOO主催の動物リハビリテーションセミナーを開催しました。
とても久しぶりに対面での開催となりました。
今回は愛玩動物看護師さんと理学療法士さん両方を対象に開催しました。
テーマは今更聞けないシリーズ第2弾として、「骨格」。
骨名だけでなく、骨部位名を知る重要性や関節の復習に続き、関節運動方向の確認や骨部位名の触診を行いました。
少し時間にる余裕があったので、骨部位名を活用して関節可動域の測定練習を行いました。
人のROM測定とは違った肢の操作、角度計を持つこと、そしてランドマークを合わせる事が案外難しく、なかなか容易にはできない様子でした。
でも人も動物も測定する際の原則は同じなので練習すれば出来るようになります!
正確に計測するために他にも様々な注意点があります。
それらを同時に気をつけながら実践し、誰が測っても同じ結果になる様に技術をつけて初めて信頼性のある数値を得ることができるようになります。
それがとても大切です。
そのためにも骨格の詳細な理解にランドマークの知識が必要ですね。
というお話をさせて頂きました。
今回は久しぶりの対面開催でした。
膝を突き合わせ素朴な疑問など言葉を交わしながら学ぶのは大切な事だと再認識しました。
Webセミナーも気軽に参加できて良いですが、対面の良さも再認識できたので、対面も継続して開催していきたいと思います。
暑い中モデル犬として協力してくれた2頭のわんちゃん達、また会場として使用させて頂いたスタジオKoa様に感謝します。
今後も理由のある理学療法の実践につながるセミナーを開催していきたいと思いますので、ぜひ沢山の方々のご参加をお待ちしています!




